さて、多くの人が糸魚川の石に惹きつけられるのは、なぜでしょう?はるか昔のこと。糸魚川に住む才色兼備の奴奈川姫(ぬなかわひめ)のもとへ、出雲国(いずものくに)からはるばる大国主命(おおくにぬしのみこと)がやってきて求婚したという恋物語の伝説があります。その時、彼女が身につけていたのが糸魚川生まれの “ヒスイ”ー。以来、糸魚川の石には不思議な力があると信じられています。あなたがみつけた石はきっと、世界でひとつのお守りになるはずです。
古代奴奈川族を治めていた奴奈川姫を祀って産土神社としたのが始まりと言われる、1000年以上もの歴史と伝統を誇る神社。本殿は1515年(永正12年)に建立され、室町時代の特徴を残すことから国の重要文化財に指定されています。
国道8号沿いの能生海岸に浮かぶ、大きな岩礁。フォッサマグナの海底火山の噴火によってできたこの岩の島には、海の守り神として厳島神社があり、能生白山神社の末社として海の神様が祀られています。